脳ドックの基礎知識
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脳ドックの基礎知識
脳ドックは、脳卒中で倒れることを未然に防ぐために活用するものです。費用は4万円~8万円程。MRIを使って脳内部をスキャンする検査がメインになります。検査は約2時間で終了します。
危険な脳病の有無を、高い精度で把握することができます。
MRI検査
MRI検査は脳を切開する必要もないため、短時間で安全に終了します。造影剤を使うことも無いため、大きな副作用・危険性は無いと言われています。
MRIを使った検査は、誤診率が低いことで有名です。脳内部を画像で正確に再現できるようになったため、誤診率は低下しました。
脳ドック当日は、トンネル(筒)のような機械に入ってもらい、40分程かけて、脳内部を撮影します。心臓ペースメーカーや腕時計等、金属を身に付けている場合はMRIは利用できません。
脳ドックには欠点もある
ただし、脳ドックにも欠点があり全ての脳病を発見できるわけではありません。後で詳しく解説しますが、誤診もありますし、脳梗塞や動脈瘤を見落とすこともあります。
MRI検査のような最新医療機器を使ったとしても、病気の有る無しを判断するのは人間です。脳内部を撮影した写真を肉眼で確認する方法で判断します。脳の断面図を見ての判断は難易度が高いため、誤診もあります。
人間の身体は個人差が大きいため、異常のある無しを判断は医師の間でも意見が分かれるケースが多々あります。さらに体質、検査後の生活環境、血管の丈夫さ等。検査では判らない情報も沢山あるのです。
あまりこういうことは言いたくありませんが、100%正確な診断をすることは不可能です。脳ドックは、全ての脳病を100%発見できるわけではない事を、理解した上で活用しましょう。
意外と多い、脳卒中の予備軍
脳ドックを受けに来る方のほとんどは、異常なしの健康な方です。しかし、脳卒中の予備軍は意外と多く潜んでいます。脳卒中の予備軍は自覚症状が無いケースも多く、医師が脳の断面図を見るまで危険に気づかないことがあります。
脳梗塞や動脈瘤といったものでも、頭痛やめまい等の前触れが起こるのは、ある程度症状が進行した後になります。初期の段階では自覚症状はありませんので、普通に生活できます。
脳梗塞や動脈瘤があると告げられた場合、命に関わる大問題のように思えてしまいますが。初期の段階であれば、降圧剤や食事療法・禁煙等の予防医学で、発症を抑えることが可能です。
後遺症の怖さ
脳卒中は、後遺症が残る可能性が高い病気です。体の麻痺、痴呆、言語障害等が残ることがあります。
脳卒中で倒れた場合は、倒れた本人だけでなく家族にも負担がかかります。症状が軽ければ、リハビリ後に以前の生活に戻れることもありますが。最悪、寝たきりになることを覚悟しなければいけません。
寝たきりにも色々あり、簡単な助けがあれば自立した生活を送れるものから、食事・着替え・排泄を他者に依存しなければならない重いものまで、実に様々です。
脳ドックは、こういった事態を回避するために活用します。
| 重要なポイント 脳ドックは、脳卒中を未然に防ぐために活用するものです。 ただし、欠点もありますので。事前に脳ドックについて詳しく知っておきましょう。 |
